1.はじめに
かつて自分は音楽にそこまで興味のない人間でした。テレビとかラジオの音楽番組で流行りの曲をチェックするぐらいで、音楽CDを買うなんてことは全くありませんでした。
ところが、高校生の頃にテレビCMで流れた曲が人生を変えました。
その曲が頭から離れず、レコードショップを探し回り、ついに初めて音楽CDを購入しました。DEREK & THE DOMINOSの「Layla and Other Assorted Love Songs」(邦題:いとしのレイラ)です。
2.YouTubeで試聴
3.「Layla」の魅力
「Layla」は1970年にリリースされたロックの超名曲です。
まず、イントロの情熱的でドラマチックなギターリフでもう名曲確定です。エネルギッシュで切迫感のあるサウンドが印象的で、このリフだけで楽曲の感情の高ぶりが伝わってきます。
そして、エリック・クラプトンの歌声は切なく、苦悩に満ちており、叶わぬ愛を歌う歌詞と完璧にマッチしています。彼が当時、親友のジョージ・ハリスンの妻パティ・ボイドに対する叶わぬ恋をしていたことが、よりリアルな感情を楽曲に吹き込んでいます。
さらに、デュアン・オールマンのスライドギターが楽曲のエネルギーと感情をさらに高めています。エリック・クラプトンとデュアン・オールマンのギターの掛け合いは、この曲の最大の魅力の一つです。クラプトンのストレートなリードギターとオールマンの流れるようなスライドギターが絡み合うことで、圧倒的なサウンドの厚みが生まれています。
最後に、後半の叙情的なピアノコーダはジム・ゴードンが作曲した美しいピアノのメロディが特徴です。ギターのエネルギッシュな前半とは対照的に、穏やかで切ない雰囲気が漂い、楽曲を壮大なものに仕上げています。
4.最後に
「Layla」はリリースから50年以上経った今でも愛される、まさに「時代を超えて愛される名曲」です。
そして、この曲がなければ毎年100枚もCDを買う大学生生活を送ることはなかったであろう、 私の人生を変えた一曲です。
是非、聴いてみてください。
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